4・年金への不安と不満:年金制度は破綻するのか?

年金への不安と不満:年金制度は破綻するのか?

今回からは、いよいよ本編です。

まずは、”年金への不安と不満 “という文脈で、

さまざまなトピックを取り上げてみましょう。

年金への不安といえば、ニュース番組などの街の声のように

「どうせ年金なんてもらえない」など、

年金制度が維持できるのか?ということになるだろう。

現代は情報化社会なので、「(将来的に)年金制度が破綻する」

「すでに破綻している」など、さまざまな情報や見解が飛び交っているが、

そもそも「破綻」の意味を明確にしていない。されていない。

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支払った保険料に対して、受け取る年金の総額が将来的に少なかったり、

少額になったりするという意見もあれば、少子高齢化がさらに進んだ場合には、

将来的に年金制 維持することが困難なため「破綻」するという意見もある。

いずれにしても、「破綻」の意味は文脈の中で解釈されるべきである。

必ずしも “年金制度がなくなる “という意味で使われているわけではないのだ。

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年金制度が破綻しない理由

ここでは、文字通り、「年金制度がなくなる」という意味で「破綻」

という言葉を使います。どうせ年金はもらえない」という不安は、

「(将来的に)年金制度が消滅する」という意味になるのではないでしょうか。

先に結論を言うと、「年金制度がなくなる」という意味での

「破綻」はありえません。

このことを冷静に考えてほしい。年金制度は、

国民の社会保障制度の中核をなす制度である。

これが「破綻」するとすれば、国家の消滅や財政の破綻など、

国家の一大事が起きたときにしか起こり得ません。

そうなれば、年金制度以外の社会システムも崩壊していることになる。

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そのような前提を想定した場合、個人の行動は、極端に言えば、

国を脱出するという過激な行動を取らない限り、

前提と行動が矛盾してしまいます。

そこまでいかなくても、金や外貨預金の購入を準備しなければなりません

(国家財政が破綻することを前提とすれば、同時に「円」の

価値が急落することも想定しなければなりません)。

そうですね。この人は対処できるけど、

それをやっている人はどれくらいいるんだろう?

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個人年金に加入して貯蓄や投資をすることは、

年金の不足分を補うという意味では意味がありますが、

「年金破綻」に備えるというレベルには程遠いと思います。

年金が破綻するような社会状況では、彼らの「備え」が何なのかわからない。

つまり、「年金破綻」を想定し、それに完全に備えることはかなり困難であり、

「年金破綻」を想定することは現実にはあまり意味がないとも言える。

年金が破綻する」という不安は、ニュースを誤解していることが原因のようです。

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マスコミの年金報道では、「お神輿型」「騎兵型」「ショルダーカー型」

などの例え話を用いて、少子高齢化で年金制度が危機的状況にあることを

説明することが多い。

保険料を支払う「負担世代」が多く、年金を受け取る高齢者世代が少ない場合、

多数の人が1人の高齢者を支える「神輿型」(支援者1人当たりの負担が軽い)となり、

少子高齢化が進む。進めば、支援者が減り、受給者が増えるので、

3人程度で高齢者1人を支える「馬乗り型」になり、

さらに高齢者1人を支える「肩車型」になるのでは?です。

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年金制度が「肩車型」になれば、1人で2人分の生活費を賄うことになります。

家族を支える人は、自分の “家族+高齢者1人 “を支えることになる。
無理だと判断されたことから、年金制度は大丈夫なのか、

それが増えたら年金が破綻するところまで

行くのではないかと心配していましたが、その通りになりました。

これは、報告書の内容が間違っているということではありません。

要するに、受け取り方の問題なのです。現実には、前述したように、

国は年金制度を壊すことはできませんから、

破綻しないように最大限の努力をするでしょう。

その努力の方向は、年金支給額の水準を下げることである。

昨年末に国会で可決された「年金改革法案」もその一環ですが、

これについては次号で説明します。

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